#005【経験談】脊髄損傷にともなう内臓トラブルとの付き合い方
いろいろ変化しちゃいます でもだいじょうぶ なんとかなります
脊髄損傷になると、身体の“見える部分”だけじゃなく、内臓の働きがガラッと変わる
抗生剤服用の影響も顕著である 内服錠剤等ではなく点滴が可能ならば そちらのほうが内蔵への影響も軽微 良好かもしれません
わたし自身も最初は「なぜこんなにお腹の調子が弱くなった?」「お通じのタイミングが全くわからない?」と混乱しまくったものです。
けれど、時間が経つにつれて
“病気ではなく特性に近いもの”
と捉えられるようになりました
脊髄損傷の人が直面しやすい内臓トラブルについて 訪看さんに助けてもらいながらです
同じ境遇の人の不安が、少しでも軽くなれば嬉しい。
■脊髄損傷で起こりやすい内臓特性
- 便秘・腹部膨満・軟便
- 排尿障害(大抵はカテーテル使用となりますよね)
- 排便時の激激痛 しかも何時やって来るのかわからない不安
- 胃もたれ 腹痛
- 食欲不振
- 自律神経の乱れによる内臓の動き低下
- 体内の水分調節がうまくいかない
- 尿路感染症になりやすい(これについては是非やってほしい おすすめ合わせ こちらのページで👉👉👉##012 )
■便秘・軟便は「脊損者の共通課題」かもしれない
脊髄損傷では、腸を動かす神経が鈍くなるのか 腸の動きが弱くなり、ガスが溜まったり、お腹が張ったりする 排便は何日に1回?(訪看さんと話し合いUDスケジュールをたてる)
ちなみに“UD” とは脊損語録によりますとunko dayの略称との事
夜中等に激痛、緊急コールで訪看さんに来てもらい摘便処置していただいたりもするのですが。
便が腸内で動く時?の痛いコト😭ホント😭涙がちょちょぎれるんです なんでかな〜😭
硬便ではなく普通便であってもです 健常の時には経験したことの無い激痛です
処置が終わった後はベッドの上でしばし放心状態です
他の脊損のお方はどうなんでしょうか?
▼硬便(こうべん)時の対処法
- 水分摂取に努める 朝イチに白湯を飲む
- 酸化マグネシウム錠500mg
- 柿 秋の季節限定ですが わたしは効果あり
- にんにくは明らかに効果あり
- みかんも便通良くなる傾向
- イージーファイバー (水溶性食物繊維:【難消化性デキストリン】) 珈琲や味噌汁などに混ぜて飲みました 味変わらず よく解けます
- 水溶性食物繊維
▼軟便時の対処法
- 極力食品添加物除去
- 食物繊維は摂れているのか?
- 水分は1日にどれだけ飲む?
- 酸化マグネシウム錠500mg
- 不溶性食物繊維「海藻 きのこ類」を摂取
- 海苔をおむすびに使うと効果あり
- BF11ビオフェルミン配合散1g(ビオフェルミンRは抗生剤使用時のとき用)
- “ツムラ半夏瀉心湯エキス顆粒2.5g” 軟便つづきでビオフェルミン服用数週間改善せずなので漢方薬試しに処方願った
■「突然の尿意」と「漏れの恐怖」時間で管理
排尿障害は、脊髄損傷の人が避けて通れない悩み 自己コントロールは不可能な為
- 時間で管理する 珈琲などの利尿作用を理解し 自分の時間 からだを知る
- 尿の色や濁りはないか気をつける 初期から対策すると軽くなることも おかしいと思ったら白湯飲量を多めに
- 突然の尿意や漏れはコントロール不可能 でもパッド等で準備対策
- 手指消毒は完璧に
- 外出時は念のためパットはあったほうがよかろうと思われます 姿勢により膀胱を圧迫してしまうこともある
- カテーテル使用による痛みが出てしまうこともある 気になったらすぐ医師に相談
これ、精神的にもキツイ
▼わたしが実感した改善策 対策
- 水分は「まとめ飲み」ではなく、こまめに飲む
- カフェインを控える 利尿作用が顕著 でも珈琲好きには・・・
- 排尿は時間で管理 トイレの間隔を“無理に伸ばさない” 尿意は突然直前にやってくるので カテーテル処置が間に合わなくなる と 漏れてしまう
- 寒さ対策をしっかりする(冷えると頻尿傾向)
尿路感染症はほんとうにしんどいから、衛生面に注意 油断大敵 慎重に

■胃もたれ・食欲不振は“自律神経の乱れ”が絡んでくる
胃腸が動かない 脊髄損傷では自律神経の乱れから、胃の動きも落ちるようです
- 食事量は「小分け」にしてもよい
- 揚げ物・脂質はひかえめに
- タンパク質 食物繊維多めで
- 砂糖 小麦粉 油 乳製品 添加物等 加工食品 を控える 購入時裏のラベルは必見 賛否両論ありますが自分の体で試し実感あるのでは 胃腸もよわってしまっているはず いたわってやらないと 食べたものでからだはできている らしいです
- 市販のジュース類は飲まない 大量の糖分が含まれている
- 夜食をやめる できるかぎりで
- 温かい汁物があるとからだよろこぶ
- できるだけ規則正しい食事時間 おっさんのわたしは日に2食 昼と夜
- 姿勢は“前傾しすぎない” 背筋を伸ばして
- 中国産食品は完全排除 何が入っているのか全く信用不可能
- なるべくからだを動かす
食べる姿勢も、実はめちゃくちゃ重要らしいです
■水分調整
朝起きたら 一杯の白湯 水分不足は便秘・尿トラブル・血圧低下…全部悪化させる でも飲みすぎは頻尿で生活が崩れる
1日1.5〜2.0Lが理想
脊損後は体が自分のリズムを忘れてしまう感じがある だから、習慣づけを
- 日中に日光を浴びる
- 適度な運動 からだを捻ったり 振動を与えたり 腸に刺激を伝える気持ちで
■まとめ:内臓の不調は“うまく付き合う工夫を
真夜中 訪看さん 🆘緊急対応にたすけられ
⚠️ SOS 痛みにくるしみ ベッドから動けず 玄関のロックを解除しに行けません そんな時あとから取付けられるリモコンは必携です こちらのページでくわしく👉👉👉#014
《UD時》レシカルボン挿肛➡︎腹部マッサージ15分位“わたしの場合は看護師さんの脚が浮くほど腹部に圧をかける”➡︎摘便開始 直腸に無い場合でも時間をかけて ゆっくりソフトな指の刺激によって降りてくる(訪看ならでは 病院ではありえない)……少しの日もある、どこにそんなに隠れていたのだという日もある なかなか案定しない 腹部激痛になるグリセリン浣腸は何年も使用していない 要するに看護師さんのテクニック次第でもあります お世話になっている看護師さん数人おられますがみなさんテクニシャン揃いで感謝しかありません
それにしても看護師の方々には頭が下がります
このような体になるまではこの仕事が存在することも知らない世間知らずで ほんとにビツクラしました unkoと会話しながら 手をつなぎ連れ出してくれる バナナが1本だのうずら卵を産んだだの 今夜の晩御飯はカレーにしようかしら だのと言い笑い飛ばしてくださいます そして今日は少ないわねぇ と、もっと欲しがるという まったくあっぱれで御座います
ほんとに感謝しきれません
その場をキレイに整理整頓すっきりと整える看護師さん
出てきた量や積み上げた💩その状況 仕事をを“わたしの作品✨” とさえ言い切るお茶目なお方もいらっしゃいます・・・優秀な仕事っぷりには安心しかないです
ほんとうにありがたいかぎりです
ときにはわたしも協力いたします 「腹圧かけて」の指示に合わせたりはもちろんですが
仕事がしやすいように 食事 食べるものには 気をつけるよう心がけるのは お世話になっているわけですから こちら側のしなければならない事であるとも思います 入口から出口まで 悪いものを食べれば 悪いものとして出てきます からだは食べたものでできている事を忘れないように できる範囲で 添加物の入っていない調味料をえらび お菓子類はひかえたほうがいいかもしれません
骨盤を立てた姿勢がなぜ排便に適していないのか。それには「直腸肛門角」が関わってきます
その状態では、直腸肛門角がきつくなり、直腸から便が排泄しにくい状態となっています
どのような姿勢が排便に適しているかというと「前かがみの姿勢」「考えるひとの前傾姿勢」です 洋式ではない昔の日本式便器が実は理想 UD時も同様の姿勢をベッド上で保つ
解剖学的には、前かがみになることで、直腸肛門角がまっすぐに近くなり、便が直腸から肛門へと移動しやすくなります 恥骨直腸筋が緩むことによるものです
《直腸肛門角の姿勢変化》
前傾だと直腸が真っ直ぐになるため 出やすい
工夫次第で生活は少しずつ良くなる
不調がある日は「今日は身体がそういう日なんだな」と
ゆっくり、無理なく
あなたの生活が少しでもラクになりますように。









