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#003 睡眠が変わる!車椅子生活と相性の良い寝具・マットレスの選び方ガイド

だぁ

きっと ぐっすり眠れるようになります あなたも

車椅子生活になると 昼間の姿勢が変わるだけではなく 夜の寝姿も以前とはまったく違う負担が出てくる
「寝ても疲れが取れない」「寝返りができない」「起きたときに体が痛い」「夜なかに何度も目が覚める」 etc

わたし自身 寝具は ようやく“これだ!”というものに出会えた
車椅子ユーザーが特に気をつけたい寝具と 睡眠の質を上げる小さな工夫をまとめて紹介。


■なぜ脊髄損傷だと“睡眠の質”が落ちやすいのか?

前提として 脊髄損傷では自律神経の働きが乱れやすい その結果

  • 身体がリラックスしづらい
  • 体温調節がうまくいかない 特に“さむい”を感じやすい
  • 同じ姿勢で長時間寝るのがしんどい 寝返りがし難い できない
  • 圧迫による痛み シビレ 不快感が出る
    という特徴がある。

なので 自分に合う寝具で眠りを助けたい


■マットレス選びのポイント:硬さ&通気性

車椅子生活では背中や腰 骨盤に負担がかかりやすいから マットレスは「硬さ」選び

おすすめの硬さは やや硬めよりのもの 柔らかすぎるマットレスは沈み込みが強く 体を起こしにくく疲れるし 寝返りができにくい 逆に硬すぎると骨が当たって痛く 褥瘡も気になります。

✔ウレタン

  • 電動ベッドでは ウレタンが伸びて破損の恐れも
  • もともと曲がりにくく設計されていることもあるそう
  • 通気性は期待できない 寝汗べったり気持ち悪い 不快
  • 脊損では姿勢が崩れやすい
  • ウレタンは電動ベッドでは 破損する恐れがあるとも
  • 寿命がみじかい 材質の劣化 実際わたしのレンタルしていたものも 中のウレタンが劣化して 細かい粉状にちらばり 非常に不快な経験がありました

✔コイル(ポケットコイル)

  • コイルをそれぞれ袋で包んで並べてあるため通気性は期待できない
  • 沈み込みやすい商品も多い
  • ポケットコイルは電動ベッドでは曲がりにくく設計されているものもある

✔コイル(ボンネルコイル)

自宅に戻った当初は病院ベッド仕様のものをレンタルしていましたが なにせシングルではせまい 窮屈 柵に囲まれて 不快この上なし でしたし 褥瘡予防にはこれですと おすすめのウレタンマットレスを使用していましたが まぁ背中の蒸れる不快感 汗かきではないわたしでさえコレは必ず解消したいと色々探しました 

視覚的にも 無機質な病院ベッドスタイルではないものが希望でした

ボンネルコイルに狙いを定め数種類試しに寝かして頂いた 電動ベッド用の曲げられるタイプであるマットレスの好みも人それぞれですが フランスベッド“ボンネルコイル”が一番風通しが良く耐久性(10年前後?)も有り私は好きなようだ ただ曲げられる部分の設計が限られている為マットレス裏表のローテーションは可能 前後のローテーションは不可能という制限があるとの事。

一番上表面の身体が触れる部分の材料で寝心地がかわる訳だが やはり良いものはお値段も“良い”  悩みどころではある。

それぞれメリットデメリットがあるので セールストークを聴くのもいいけれど 自分に合うものを体験して探す
わたしのばあい車椅子生活との相性で考えるとボンネルコイルがベスト

  • 寝返りがしやすいか
  • 体が沈み込みすぎないか
  • 腰・骨盤が浮かないか
  • しばらく横になって違和感がないか

ほんと〜〜〜〜〜に 長い時間付き合うマットレスは「試し寝」是非したい。

  • 電動ベッドがベスト 高さを頻繁に変える必要なければ2モータータイプ 導尿時などはやはり身体をささえてくれるので助かる 夜間の急な尿意があるたびにベッドを降りて導尿しにいくなど寝ぼけて転ぶ防止にも
  • ベッドフレーム ヘッドボードにつかまり立ちや掴まって寝返り等強い負荷をかけてはいけないとのこと 一般にどの個体も体重をかけて良いような丈夫な作りでは無いということ よって手すりは一箇所でも必須
  • 瞬時に身体を移動させられる訳ではないので多少でも身の回りのものが乗せられる宮付きで検討
  • 今まで使っていたお気に入り 一般のフランスベッドの天板を入れ替えて乗せられる電動ベッドの稼働部分のみも有る
  • マットを乗せる天板部分も板状であったり不織布で巻いてあったり様々であるが空気の流れを考えて蒸れ防止にはメッシュ構造のものが最善

■枕は「低め」で“首・背中・呼吸”が安定する

車椅子生活だと 日中の姿勢で首が前に出てしまいがちなことも
高すぎる枕はさらに呼吸が浅くなり 睡眠の質を落としてしまう

  • 高さは低め〜中間
  • 横向きに寝たときに首が一直線になるか
  • 柔らかすぎない素材
  • カバーを洗える枕だと衛生的 わたしはタオルを一枚のせています

特に「呼吸がしやすい姿勢」かどうかはかなり重要。


■ 抱きまくら & クッションは“姿勢固定”に

脊髄損傷者は姿勢が不安定になり、寝返りもスムーズにいかないことがある
そこで役立つのが抱きまくら   脚まくら  クッション

  • 身体の傾きぐらつきを防いで楽に寝られる
  • 肩や腰の負担軽減
  • 呼吸がしやすい姿勢をキープ

特に横向きで安定して寝るには必須です


■眠りを深くする

脊損後は体温調節が苦手な人も多い
気をつけたいのが「深部体温コントロール」「寝る前の体温コントロール」

  • 寝る1時間前に軽くストレッチ
  • 足首・ふくらはぎを温めておく
  • 温度調整できる電気毛布を使う 低温やけどには注意 湯たんぽは足の位置をずらせないし感覚が無く気付き難い為 特に低温火傷の恐れがある
  • 加湿器で湿度を50%前後に保つ
  • 入浴 これはとても とても良い たとえ昼に入浴したとしても有効

身体が自然と“寝るモード”に入りやすくなる。


  • 寝る6時間前からカフェインを控える
  • 寝る前のスマホをやめる(これだけで変わる)
  • 寝る直前に水ではなく白湯を飲む
  • 軽くストレッチ
  • 腹式呼吸で心拍を落ち着ける
  • リラックス ヒーリング音楽 雨音波音etc

小さな工夫だけど、自分に合うものに出会えるといい。


寝具が合うと本当に生活が変わる

睡眠は寝具えらびで “体を助ける” ことができる

あなたの夜が 少しでもラクで優しい時間になりますように。

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