脊髄損傷(SCI)と筋トレについては
「機能回復」
「二次障害予防」
「生活の質(QOL)向上」
この3つは 車椅子生活と直結するテーマです
目的は 生活向上のために
車椅子生活で実感した効果 主目的
- 残存機能の最大活用
- 日常動作 移乗の効率化
- 介助量を減らす
- 自立のために 自由な外出
- 疲労軽減
- 二次災害を防ぐ
損傷レベルでかわりますが
- 握力
- 三角筋
- 上腕二.三頭筋
- 広背筋
- 大胸筋
- 僧帽筋
かるくなる 鍛えた結果
- 車椅子駆動
- トランスファー(移乗) 車椅子 🔛 ベッド 車椅子 🔛 くるま
- プッシュアップ
- 段差越え
- 姿勢保持
二次障害予防として
脊髄損傷後「動けないこと」と 動かないことによる障害が深刻 筋トレはこれらの予防策
- 廃用性筋萎縮
- 関節拘縮
- 骨密度低下(骨粗鬆)
- 褥瘡リスク増大
- 血流低下
- 代謝低下
自律神経への作用
期待できる効果
- 血圧調整の安定
- 起立性低血圧の軽減
- 体温調整の改善
- 睡眠の質向上
メンタル面への影響
ここは大きい
- 「できること」が増える実感
- 自分ならできるという自己効力感の回復
- 抑うつ予防
- 社会参加意欲の向上
トレーニング方法
① 自重トレ
② チューブ・ダンベル
- 可動域に合わせやすい
- 自宅でも可能
- 関節負担が少ない
③ マシントレ
④ EMS(電気的筋肉刺激)
・・・体調により 筋トレできない時や やる気がおきない時などに 補助的に
こわさないことが最優先 上肢酷使にきをつけて
- 肩インピンジメント
- 腱板損傷
- 手関節炎
- 肘部管症候群
- ウォームアップ必須
- 可動域重視
- 反動禁止
- 痛み=即中止
- 拮抗筋も鍛える 押す 引く
- 休養するのも筋トレの一部
移乗が軽くなった体験 実感のおはなし
筋トレ効果を一番実感したのは「移乗」でした
変化前
- ベッド⇄車椅子で腕が震える
- お尻が浮ききらない
- 位置調整にやり直し
- 介助が必要な日もある
筋トレ継続後
ある日ふと気づきました ドンッ ではなく「トンッ」と乗りうつった車椅子
- ふわっと軽く しっかり浮く
- 横移動がスムーズ
- 着地位置が安定 軽い着地
- くるまへの移乗時「おっ」とおもう自身の身軽さ
移乗が軽い=外出が増える
外出が増える=生活が広がる
筋トレは行動範囲を広げる投資です
適当でよし 時間を決めない
- 時間を決めない 短時間でもOK その日の体調にあわせ
- 1種目でもOK
- 痛む日は完全オフ
- 休むのもトレーニング
まとめ:筋トレは生活を軽くする技術
筋トレは「できる」を増やす 脊髄損傷後の筋トレは
移乗が軽いだけで
その日の気分は大きく上がります
筋力は 自由のひろがりです。