#002 【料理がしんどい人へ】車椅子生活でも作りやすい時短レシピ&キッチンでのくふう シルバートレイ
●調理スペースは“広いほうが”よい
脊髄損傷後の「料理」まぁまぁたいへん
立って食器棚に届かない・姿勢が安定しない・調理台ガス台が高い・鍋が持てない中が見えない・からだの自由が効かないためせまいと引っかけたり 落としたり車椅子の操作がうごきづらい
でも、料理はうまく“くふう”すれば、
時間も体力も、そして気持ちもラクになる。
この記事では、車椅子生活でも作りやすいレシピ等を紹介
■“料理の負担が重くなる理由”は
- 調理台が高くて腕が疲れる
- 胸の高さのまな板 切る動作 包丁の向こう側切り口は見えない
- ガス台に乗った鍋の中が見えない いちいち鍋をコンロから降ろして中かくにん 目の高さで油はねするフライパン
- 食器棚へ届かず取り出せない
- 調理中手が汚れていると リム操作ができない為移動ができない
ほんの一歩横へ動きたいのにそれができない すぐそこが届かないもどかしさ
なので魚をおろす時などはまな板ごとシンクの中でやってみたり - やけどしがち 食器割がち 食材落としがち
- シンクやガス台へ常に横向きでの作業
これを解消するには、
“まぁ なれと工夫”
無理せずやっていれば そのうちなれます。
■車椅子での手軽なレシピ
★レシピ①:そのまま食べられる“混ぜご飯風どんぶり”
包丁いらず・火を使わない・洗い物も少ない
材料(1人分)
- ご飯
- ツナ缶 or サバ缶
- 小ねぎ(キッチンバサミでOK)
- 醤油 or めんつゆ
- 卵(あれば)
作り方
🟤どんぶりにご飯を盛る
🟤ツナorサバをのせる
🟤小ねぎをキッチンバサミで切って散らす
🟤めんつゆをかける
🟤卵を落とせば完成
火を一切使わないから安全、疲れている日でも作れる。
★レシピ②:やわらか鶏むね
ひとつの鍋で2品つくれる
材料
- 青ネギ
- 昆布きざんで少々 日高昆布みついしこぶ等 だとそのまま食べられてよき
- 醤油
- 日本酒 約100cc
- 水 約500cc
- 鶏胸肉 約300g
作り方
- 中鍋に鶏胸肉以外いれる
- おっさんに脂身は要らないので皮とともに除去 二等分に切り鍋へ
- 弱火でゆっくり アク取りながら 湯が沸く手前で火を止め 常温まで置く
- 肉を取り出し薄切りなり好きにカット
皿に並べ 塩 ドレッシング 胡麻だれ お好みで - 鍋の方はスープになるので 味をととのえすきなように 卵を溶き入れてもうまい
かんたん美味しい 一石二鳥 タンパク質豊富
★レシピ③:そのままテーブルへ“鍋料理”
火を使うけど かんたん
材料
- 白菜
- 春菊 (白菜と一緒に挟んでもはさまなくても)
- 昆布
- 豚バラ肉
作り方
- まな板の上 白菜一枚の上にざっと肉を乗せその上に白菜 交互に3層くらい
- 切り口を上にして浅い鍋やフライパン等に並べて蓋をする
- キャッシュカード大くらいに切り(もちろんお好みで)
- 5分〜10分くらい火を入れるだけ 鍋ごとテーブルへ
- ポン酢 お好みの味で
■車椅子でも“レイアウト”くふうして
●ポイント①:“作業台の延長”を作る
車椅子の高さに合うワゴンがあると
- 具材の仮置き
- 調味料の一時置き
- 出来上がった料理の移し替え 移動がラクになるかも それと
わたしは喫茶店などで使っている 丸いシルバートレイを
座った腿の上に置き 具材を置いたり できた料理を皿に移したり テーブルまで運ぶのに利用 リム操作も可能なので これなかなか使えます
Coffee一杯持っていくだけでも ずいぶん楽です 片手移動よりだんぜん

●ポイント②:まな板は“滑り止め”が必要
車椅子だと腕の角度が水平に近くなるので
まな板が滑ると危険 それに切りにくい なので 座った腿の上にまな板を置くのもありです
それでも包丁の切り口向こう側は見えませんので あとは勘ですが
滑り止めマット 濡れふきんを敷くのが安全。
●ポイント③:調味料は“ワンハンドで扱える容器”に統一
片手で使える調味料入れだとラクになるかも。
■4. “洗い物を減らす工夫”が料理を続ける最大の秘訣
- ワンプレートに盛る
- 耐熱ボウルをそのまま皿として使う
- キッチンばさみでも良い
- アルミホイル・クッキングシートを活用
洗い物が減ると、料理のハードルも下がるかも。
■料理は“頑張らなくていい”気楽にこだわりすぎない自分流で良い
車椅子向けの料理は
「手抜き」じゃなくて「工夫」
作れる日もあれば しんどい日もある
時短レシピと少しのくふうで
料理は負担から“日常の楽しさ”に
脊損になってから おもうようにチャッチャとからだを動かせないため 時間がかかってしまう
時間を有効に?つかうため おおちゃくい?と言われる かもしれませんが(名古屋弁わかりますか?)
料理しながら 食事しながら ってことも けっこうやっちゃいます
簡単な炒め物しながらとか煮物の守りしながらとか
脊損は時間の流れがはやいから・・・あっ おっさん だからか
ひとつでも生活のヒントになったら嬉しい。



