生活

#002 初めての一人外出を成功させる!移動ルートの作り方・持ち物リスト・心構えまとめ

脊髄損傷後、初めての“ひとり外出”は、とんでもなく勇気がいる。
外に出るまでの不安、外に出てからの不安、帰ってくるまでの不安。
とにかく「もし動けなくなったらどうしよう」「段差があったら?」など、ひとつひとつが大きな壁になる。

でも、ちゃんと準備しておけば、外出は“怖いもの”から“自由の時間”に変わる。
この記事では、初めての外出を成功させるための実践的なコツをまとめた。


■1. まずは“外出が不安になる理由”を言語化してみる

一人外出が怖いのは自然なこと。
その理由は大きく以下の3つ。

  • 移動の不安(段差・急な坂・舗装の悪さ)
  • トイレの不安(近くにバリアフリートイレがあるか)
  • トラブル時の不安(パンク・転倒・体調悪化など)

つまり、外出の成功は
「いかに不安を事前に潰せるか」
で決まる。


■2. 移動ルートは“Googleマップの弱点”を補う必要がある

Googleマップのルート案内は便利だけど、
車椅子視点では“落とし穴”がある。

▼よくある落とし穴

  • 実は段差がある
  • 狭い歩道がルートに含まれる
  • 坂が急すぎて上れない
  • 点字ブロックや縁石が邪魔になる
  • 車道の横を走るルートで危険

だからこそ、ルートの事前チェックは必須


■3. 外出前に絶対やるべき“ルート作りステップ”

◎ステップ①:目的地周辺の“ストリートビューで段差チェック”

入り口の幅や段差の有無がある程度分かる。

◎ステップ②:目的地近くのバリアフリートイレを検索

「多目的トイレ」「バリアフリートイレ」「オストメイト対応」などのワードで検索すると見つかる。

◎ステップ③:ルートは“距離より安全優先”で選ぶ

多少遠回りでも、

  • 歩道が広い
  • 段差が少ない
  • 坂が少ない
    これを優先。

◎ステップ④:雨の日ルートを想定

雨の日はマンホールやタイルが滑りやすく危険。
屋根が多いルートがベスト。


■4. 一人外出の“持ち物リスト”完全版

これは僕が実際に持っていて、何度も助けられたもの。

▼必須アイテム

  • スマホ(バッテリー残量は多め)
  • モバイルバッテリー
  • 財布・ICカード
  • 水分(500ml程度)
  • タオル or ウエットティッシュ
  • ティッシュ
  • カギ

▼“あると安心”アイテム

  • 小さな折りたたみスロープ(軽量タイプ)
  • 車椅子用の簡易工具
  • 雨具(レインポンチョが便利)
  • 薬・絆創膏
  • エコバッグ(荷物の固定用)

▼冬・夏の季節アイテム

  • 夏:冷感スプレー、日焼け止め、冷感タオル
  • 冬:手袋、膝掛け、貼るカイロ

外出の安心感=持ち物で8割決まると言っても過言じゃない。


■5. 外出の“安全ポイント”は3つだけ覚えておけばOK

① 片側の歩道は絶対に避ける

車道や駐車場の横を通るルートは危険。
安全優先で遠回りでも広い歩道を選ぶ。

② 坂は“登れるか”ではなく“下りが安全か”で判断

登れる坂でも、下りが急すぎると危険。
坂は“逆方向”の視点で見るのが大事。

③ 信号待ちは“後ろ向き”が安全

前向きだと車に押される角度になる。
安全第一で。


■6. 途中で不安になった時の対処法

外出中、不安になったり疲れたりすることは普通。
そんな時は…

  • ベンチがあれば休む
  • コンビニに避難する
  • 一度深呼吸してスマホで現在地を確認
  • 帰る判断をしてOK

「無理しない」は外出の基本ルール。


■7. 最後に:一人外出は“できる日が来る”。そして、慣れていく。

外出って、できるようになれば日常の幅が一気に広がる。

  • 自分のペースで動ける
  • 好きな時間に外に出られる
  • 気晴らしができる
  • 生活の自信が戻る
  • 世界が少し広がる

最初は怖くて当たり前。
でも、小さな外出を積み重ねれば、
必ず“普通の日常”として外出できる自分になる。

焦らず、自分のペースで。
あなたの一歩が、これからの自由につながりますように。

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だぁ
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